ゴーヤの栄養と健康効果

ゴーヤを上手に活用する

 

 

ここまでのお話でゴーヤがいかに健康効果に優れた野菜であるかがわかったと思います。もちろん食材ですから、できるだけ新鮮で美味しいゴーヤを味わいたいものです。

 

 

基本的にゴーヤの美味しい旬は夏で、きゅうりなどと同じくいわゆる夏野菜です。ただ最近は施設栽培なども多いので、通年流通するようにはなっています。それでも一番おいしくて栄養価が高く、価格は落ち着く旬の夏が一番のお勧めタイミングであるのは間違いありません。

 

 

美味しいゴーヤを選ぶポイントですが、まず全体がふっくらとしていて、しかしあまり大き過ぎないものが美味しいとされています。そして、緑色は濃く鮮やか、表面にはつやがある方が若く、新しいものとなります。更に、手に持ってみて、ちょっと硬いくらいの張りがあって、重さはずっしり感じるものを選びましょう。

 

 

実は一般的にゴーヤは、イボイボが大きくて、色が薄いと比較的苦味も弱いとされているのです。それはそのゴーヤが成長していて、熟し始めているかもしれないからです。ただ近年では、そういう風にわざと品種改良されたものも出回っています。これは好みの問題でが、イボイボが細かく、色が濃い方が苦いと覚えておいてください。

 

 

保存については、乾燥しないよう濡れた新聞紙などで包んで冷暗所においておきましょう。ポリ袋などに入れて野菜庫に入れるのでもOKです。あらかじめゴーヤをさっと軽く茹で、小分けして冷凍すると長期間に保存できます。